メンターインタビュー

面接が大の苦手。それでも総合商社に内定したメンター鈴木さんの就活

総合商社内定 早稲田大学 鈴木さん

『面接が大の苦手。』

それでも総合商社から内定を獲得したメンター鈴木さんの就活

※本記事は2022年6月時点のインタビューとなります。現在、鈴木さんはFRONTIERのメンターとして活動しておりません。

こんにちは。FRONTIER運営です。本日は総合商社、BIG4等の内定を獲得した23卒の鈴木さん(仮名)の就職活動についてのインタビューです。現在、鈴木さんにはFRONTIERでメンターとして活動いただいております。

(※使用している画像は本人とは異なります。)

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サマーインターンの通過率は1割。人事目線で話せていなかった。


 

―就職活動おつかれさまでした。本日は鈴木さんの就職活動についてお伺いできればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

鈴木さん:よろしくお願いします。

―それでは就職活動を始めた時期や、その当時見ていた業界、実際の就活の進め方について教えてください。

鈴木さん:そうですね、就活を始めたのは大学3年生の5月ごろです。当時はコンサル業界を中心に見ていて、サマーインターンでは日系企業をベンチャー、大手問わず応募していました。

―そのやり方は上手くいったのでしょうか。

鈴木さん:いいえ、それが全く上手くいきませんでした。実際、受かったのが全体の1割にも満たないほどで、今思うと時間を無駄にしてしまったなと思います。

―なるほど、その理由についてご自身ではどうお考えですか。

鈴木さん:今思い返すと人事側の視点が足りなかったように感じます。

―具体的にはどういうことでしょうか。

鈴木さん:起業経験があったので、人事が求めているであろう価値観や人柄の話を差し置いて、自然とビジネスの話ばかりしていました。実際、サマーインターンの面接で「鈴木くんがどんな人か分からなかった」とフィードバックをいただき、その時に人事が見ているポイントと自分が伝えたいポイントにズレがあることに気が付きました。

―最終的に、鈴木さんは総合商社から内定を貰ったと思いますが、このころはまだ商社志望ではなかったのでしょうか。

鈴木さん:就活を始めた頃から総合商社に行きたい思いはありましたが、トレーニングの一環としてコンサル業界も見ていました。最初は3年の9月ごろにベンチャー企業から内定をいただき、3年の12月ごろにBIG4などの総合コンサルから内定をいただきました。

―選考の手ごたえはいかがでしたか。

鈴木さん:そうですね、結論から言うとどちらもあっさり通ったイメージです。というのも、他の企業の選考対策もかなり進めていたので就活戦闘力がこのころには着実に付いていたのだと思います。

―今振り返ると、当時の就活戦闘力は自己評価で100点満点で何点くらいでしょうか。

鈴木さん:75点くらいだったと思います。当時の実績として、コンサル2社内定であったり、総合商社の冬インターンに通過していました。しかし、まだ面接の中でどのポイントが相手に刺さっているか明確ではなかったですね。


早稲田大学に通う鈴木さん(仮名)。総合商社、BIG4などの内定を獲得した。

 

等身大の自分で。表現方法を磨き続けた。



―総合商社の面接を突破するためにアピールしたことを教えていただけますか。

鈴木さん:第一に、コミュニケーション能力や商社マンらしさをアピールをしていました。また、ライバルには帰国子女や体育会キャプテンなどの学生が多かったのですが、彼らと比べると見劣りする私の経歴でも、自分の内面的な強みの言語化と、ガクチカを徹底的に構造化して説明しロジカル面でもアピールすることで差別化していきました。

―内面的な強みとはどのようなアピールをしたのでしょうか。

鈴木さん:ストレス耐性、パッション、変化への柔軟性を意識してアピールしていました。

―なるほど、ガクチカを構造化して説明するとはどのようなことでしょうか。

鈴木さん:ガクチカをタテとヨコの視点から聞かれるイマージです。タテというのは、アクションが自分の行動特性と一貫しているか、ヨコというのは、取り組みの全体が構造化され、俯瞰的に整理できているかといった思考力を見るものでした。

―その他どのようなことを聞かれたのでしょうか。

鈴木さん:商社の中でやりたいこと、大切にしている価値観などをフランクな雰囲気で聞かれました。特に、価値観や人柄といったカルチャーマッチを見ていたような気がしますね。最終面接では深堀はなく、全体の雰囲気を見ていたのかなと思います。

―価値観ではどのようなことを表現していたのでしょうか。

鈴木さん:「成果が出ない時こそ、努力を継続できるかが大切」このようなことを話し、不撓不屈の精神をアピールしていました。

―鈴木さんなりの就活を勝ち抜くための秘訣はありますか。

鈴木さん:私が意識していたことは、素の自分を隠さず想いをそのまま伝えることです。自分をよく見せようと本来の自分を見失うことがあると思いますが、等身大でいることが成功への鍵だと思います。

ー就活における表現方法はどのように学んだのでしょうか。

鈴木さん:社会人の方に面談を依頼しアウトプットを重ねました。それにより社会自身目線での言語化方法や、自分の魅力のアピール方法が身についたと思います。

学生時代にはWEBメディアの立ち上げを経験し、事業責任者としてマネジメント経験を積んだ。

 

高い再現性こそ成功の鍵。


 

​​―続いて、今就活に取り組んでいる学生にメッセージをいただけますでしょうか。

鈴木さん:とにかく就活に成功した先輩や社会人の方にひたすら会い、自分自身のアウトプットと、求められる理想のアウトプットを近づけていく作業が大切です。その中で自分で腑に落ちる言い回しを見つけ、自分の素が出せる状態を作れると強いと思います。

―​​最後に、FRONTIERをどんなコミュニティにしたいですか?

鈴木さん:メンターとの面談や自分と学生同士の模擬面接を通し、自分の考えをなるべく多くアウトプットしてほしいです。また、面談以外の時間も最大限有効活用してもらいたいと考えています。私自身、再現性の高いアドバイスをできるようにこれからも学生をサポートしていきたいです。

 

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